No.162 鎌倉宮の杜に続く雑木の庭 白御影石
鎌倉市K様邸
依頼内容
建物を新築されるにあたり、建築士さんと同時進行で庭の設計が出来、色調や素材の質感など、建築と溶け込む様に意識しました。また、庭の先には鎌倉宮の杜があり、その杜から緑が続く様にデザインしました。
造園後記
「庭屋一如」という言葉の通り、鎌倉の歴史深い街並みにも違和感なく溶け込む様に意識し設計した空間は、モミジ、トネリコ、ナツハゼなどの雑木を多く植え、玄関までの道のりが緑のトンネルとなり、季節により変化する色や影や線を楽しんで頂けます。また黒を基調にデザインされた建物にも合うように焼杉板塀、黒白のグラデーションの版築門柱、白御影石のアプローチなどモノトーンの素材で構成しています。