横浜辺りは、梅雨の中休みが続き現場もはかどっている。
版築壁の枠を外した。
いつもこの瞬間がたまらなく嬉しい。
分厚いので迫力があるし、顔料などは使用していない。
庭の世界では色々言われている版築だけど、自分は好きなんで、もっとつきつめて行きたい。
今日は、水景の石をイメージするのに石山へ。
神奈川の石で全国的に名が知られているのはこの石だけ。
山には、最後の採掘者のおじいさんが一人いる。
どの石山もそうだけど、過酷な仕事なので跡取りがいないのは時代の流れか。
自分も踏ん張って天然の素材で庭をつくり続けよう。