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フランスでの「日本庭園セミナー」



フランスでの「日本庭園セミナー」への想い

フランス人ガーデナーのOlivier Geslin氏から当社のウエブサイトを通じて知り合い、フランスでの日本庭園セミナーの講師の依頼がありました。日本でも同じですがセミナーの会場を探す事が大変ですが、彼は場所も確保しておりしかも16世紀築城のパリ郊外のミレモン城でとても魅力的なお城との事で、現在でも専属のガーデナーが毎日庭のメンテナンスをしていて美しい景観を保っています。
その様な所で日本庭園セミナーを開催出来るなんて日本では考えられない位すばらしい事ですので、私は喜んで承諾しました。
また城のオーナーは日本人で、日本の伝統文化に理解があり作品をセミナーが終わっても撤去しないで継続してつくる事を許可してくれた事も大きな要因でした。

次にクリアーしなくてはならない問題は通訳者の選定です。
話し合いを進めている時期に偶然Olivier氏と知り合った、フランス人と結婚してフランス在住の日本人ガーデナー辻佳之氏にこのセミナーの概要を伝え、彼が賛同してくれ引き受けてくれる事になりました。
これは大変に重要な事で、私達の仕事の専門用語を的確にフランスの生徒達に伝えなくてはならないので、同業者の彼は適任の通訳者です。

セミナーの開催日までに、Olivier氏とメールで写真のやり取りをして現地の状況などを見ながら設計をして、セミナーの課題や使用する材料を決めました。

材料は全て現地の物を使いますので、揃えるのが非常に大変でしたが何とか初回のセミナーの開催の運びとなりました。

回を重ねる事に生徒の数も増え、現地の専門誌にも取りあげられるなどフランス国内でも日本庭園は愛されている様です。

このプログラムは神奈川の庭師 星宏海氏と交互に現地に行き共同で進めています。

私は、フランスの人々が日本庭園に興味を持ってくれている事が嬉しく、準備や日本での仕事のスケジュール調整などが大変ですが、世界の人々に日本の伝統文化の魅力が伝える為にこれからも続けて行きたいと思っています。

米山拓未