みんなの力。

今日は雨。

現場は中止。

皆は休みで、これから植木を仕入れに行って夜は集合して、皆に図面とコンセプトを伝えガーデニングショウの打合せ。

今回の作品の製作にあたり、各地の色んな仲間達が協力してくれる。

会場近くの場所を使わせてくれる伊藤さん、今までの出場経験と知恵を貸してくれ3人で来てくれる井上君チーム、千葉から苔の魔術師、檀上さん。

福島の新さんは、地元の苔と共に来てくれる。

宮城の石男、よっちゃん 寺嶋くん 勝矢達がとびっきりのもみじと共に。

そしてうちのチームが、地元の後輩が来てくれ5人チーム。

総勢14人。

最高のメンバーで心強い。

そして植木は、いつもお世話になっている福田さん。

花は宮城はるはなさん。

こんな条件が揃っていて、恥ずかしいモンはつくれない。

気合入れていくよ。

この規模だと、とてもうちの力だけでは完結しえない。

こうして力を貸してくれる仲間や先輩達がいることを本当に感謝。

また、自分がそういう輪の中に居れる事を嬉しく思う。

損得無しで動ける者達がいる、そういう仕事はそうはないよ。

まずは、本番に向けて進めていく。

完成のあかつきには、皆で美味い酒が飲めるように。

賞なんて関係ない、来場所の心に響き自然と人が集まる作品を。

西武ドームで一発ガツンと!

完成。

雨で遅れていた、鎌倉の垣根の現場もようやく終わった。

入り口は四つ目。

門をくぐり、この鎌倉らしい道を進んで行った玄関の前の景色。

裏口の木戸も含めた作り直し。

燈籠もある。

植木はもっこくと、ひさかき、やつでがあれば充分。

鉄の手すりも、竹を挟み込んで手間が掛かったけど味がある。

埋まっていた石で。

色んな石が混ざっている。

コツコツと。

楽しい時間だった。

自分は、そで垣から3間位の垣根が一番気を使う。

丁寧に仕上げないと、アラが目立ってしまうからだ。

だから細部まで気を抜けない。

大磯砂利2トン敷いて完成。

大変喜んで頂き、自分に出会えて良かったという言葉も頂いた。

人との繋がりや、手間を掛けて仕事をやらせて頂ける事に感謝している。

もっともっと頑張ろう。

時は流れて。

土曜日は雨の中、垣根の縄の結束していた。

夜は川崎 ゆんたくにて先生のライブに。

泡盛の呑みながら楽しいい時間。

先生のやさしい曲に感動した。

3月11日。

子供達を連れて横浜 こどもの国へ。

イサムノグチの作品群が園の奥の方に、ひっそりとある。

彫刻の表現は、自分らの世界にも取り入れて行きたいところ。

今日も普通に、子供達と過ごせる時間のありがたさを噛み締めながら。

被災した地方の方々は、いまだ再建に向け戦っている。

国内、海外の色んなジャンルの人たちが、被災地支援している。

自分は庭やです。

西武ドームで、自分なりの想いを伝えれたらと考え挑みます。

色んな人の力を借りながら。

春が来る。

龍か。

鎌倉の黒穂垣の現場も雨で遅れていて、今日ようやく穂垣が結束だけとなり後は四ツ目と木戸取り付け。

犬がいるので、木戸が付くまでは毎日既存の木柵やシートで囲って帰る。

後輩に譲ってもらった栗丸太。

一手間かけた分、よくなった。

何だか龍みたいになってしまった。

でも反り具合といい、ヤッパかっこいい。

お客さんに頼まれてもいないのに、この柱にしたけどスゴク喜んで頂いている。

よかった。

二日かかった甲斐があった。

松井君ありがとうなー。

第14回国際バラとガーデニングショウ 出場決定

今日は、朝から冷たい雨で現場は中止に。

久しぶりに部屋の改造などをしていた。

国際バラとガーデニングショウのコンテスト事務局から連絡があり、うちの作品が入選したとの事。

最近、競争率が高いらしいのでダメもとで応募したのでビックリ。

今回は一番大きいA部門というブース。

この大きさは、大手でない地元でもないうちが出品するのは、すごいリスクが高い。

ただ関東のこの手のイベントでは歴史も長く、来場者数もダントツなので時期が来たらいつかは、一番大きいブースでと思っていた。

会場の埼玉や千葉の仲間達も協力してくれる。

色んな人の力を借りて、想いを形にしたい。

今年から会期が10日間になり、来場者の投票もある。

5月12日~20日 in 西武ドーム

みなさん観に来て下さい。

30代最後の年。

全開でいこう。

すかされた。

今日から、鎌倉で穂垣の予定だった。

予報では昼から雨だったので、荷作りして現場に向う途中でポツリポツリと。

で現場に着く頃には本降りに。

これでは、ぬかるんで柱もきめられないので、材料だけ下ろして戻ってきた。

横浜辺りは、最近雨が多く仕事が遅れて困るけど、春が近いという事だな。

年に何回かは、予報にスカされてしまう事がある。

しょうがないけど、みんなせっかく出てきたのに帰す訳にはいかないので、追加の竹洗ったり刃物研いだりして昼であがりに。

自分は残り、細かい整理や棚つくったり、めったにない一人の時間。

先日、ブロックハンマーに超硬付いてるのが欲しくて、とある石道具やさんへ行ってきた。

酒好きのおじさんと、色々話しをした。

石道具も使う人が少なくなり、日本でもどんどん減ってきているという事だけど、どうにか続けて行ってもらいたいもんだ。

帰り際に、何を使って道具を研いでるかと聞かれ、適当ですよと答えた。

そしたらオヤジさんが「気持がいいから、これやるから持っていきな!」と新品の箱ごとプレゼントしてくれた。

市販のドリルにセットして、簡単に石道具が研げるスグレもんだ。

ダイヤモンドの刃まで付いていて、至れり尽くせり。

最近、加工する事が多く減っていたので研ぎがいがあった。

ビカビカ、ツンツンになった。

俺は、本当に人に助けてもらえるし良くしてもらえる。

感謝している。

今度、石積みの写真を見せてあげよう。

オヤジさんありがとう。

頑張るよ。

雪景色。

今日で、2月も終わり。

月日が流れるのが早い、早すぎる。

横浜辺りでは久しぶりに積もりそうだ。

今もコンコンと降り続いている。

ここら辺りの人々は雪に弱いので色々心配だ。

今日雨降りだったら、下ごしらえの段取りだったけどサスガにみんなバイクでは危険なので休みにした。

今朝、宮城のよっちゃんと話ししたけど、ヤッパこの時期北の地方の仲間達は大変で、関東から西の地方は恵まれているとつくづく思う。

今日はこれから事務仕事をこなし、横浜 山下のある所に出る。

自分の庭仲間達が、全く興味ない公の場に出る初の試み。

仕事の合間に慣れない手続きを済ませて、ようやく1年以上かかってここまで来た。

自分は、貴重な市民の税金や国のお金が使われている、こっちの世界も重要と考えている。

すでに周りから圧が掛かっていて面白い。

「時間の無駄だよ。」とかよく言われるけど本当にそれでいいのか。

全てを変えようとか、そんな正義の味方みたいな事は考えていない。

「どうせ朱に交われば赤くなるよ。」とも言われた。

ほんの少しでいいんだよ。

大きな渦の中の、わずかな所にでも響けばいい。

数人だけでいい。

大人数のチームより、数人の精鋭の方が強い。

日本は小さい島国だけど、以前は大国に負けなかったじゃない。

動けば何かのきっかけにはなる。

それだけでいいと思ってる。

その一歩。

しかしスゲー雪だけど、ノーマルタイヤで行けるかな。。。

ついたて。

今日もマダマダ寒かった。

横浜 山手の剪定の現場。

浴室前に、ついたてをつくった。

コンクリート建築にも合うように。

シンプルにスマートに。

タイルの上に花をいけて、お風呂に入りながら楽しんでもらいます。

また雨。

最近、雨が多い。

春も近いかな。

横浜辺りは、一月遅れで梅が咲き始めた。

この時期は竹仕事があるので雨でも問題なし。

もみがらで、もみもみ。

きれいに洗う。

次の現場の穂垣の下こしらえ。

手間が掛かるけど、コツコツと。

頼まれていた、パーテーションも進んだし。

雨続きでも有意義な日々だ。

小さいけど。

資材置き場用の土地を手に入れました。

市街化調整区域だけど。

今日は、午前に横浜山手で現場をこなし、午後は3人に任せて契約へ。

土地の周りは、いい人が多く嬉しかった。

都市部でこの仕事でメシを食っている者の宿命。

土地がない。

先代から受け継いだ土地がある者以外で、庭つくりに携わっている多くの者が直面する問題。

みんな頑張ろう。

よそから見ればこんな小っこい土地と思われるかもしれない。

でも俺には宝だ。

材の置き場がないと、庭つくりも小さくおさめてしまいがちになる。

俺の中では、以前からこれがスゴク大きな問題で、特に石仕事なんかは材を余分に取らないといけないので、余りを気にすると小さくまとめたショボイ空間になってしまう。

これが一番じぶんの中で気になっていた所だった。

かと言って、土地なんて簡単に買えるものではない。

いったい俺は、どこまで行けば気が済むのだろうと冷静になると考える。

当然、背負うものがドンドン膨らんでいく。

でももう後には引けないし、引くつもりもない。

破滅への階段を昇っているかもしれない。

でもいい作品をつくる為には必要な事。

好きだから、行くとこまでトコトンいくよ。