Spring has come, Japan also makes cherry blossoms pleasing with full bloom. Our company also entered a new 18 year old staff. It will take a long time to train the skills and mind of the Japanese garden to the next generation.

春になり、横浜も桜が満開です。

当社も18才の新しいスタッフが加わり、ますますパワーアップして行きます。

半纏を初めて羽織りました。

 

皆の前で、挨拶をして決意を語りました。

 

当社では、現代では廃れつつある、日本の伝統文化を次世代に繋いで行く為に、長い時間を掛けて人材育成する体制で日々仕事に取り組んでおります。

言葉で言う程簡単な事ではありませんが、行動に移し実践して行くしかありません。

それが、質の高い仕事につながりますし、庭の世界の未来に繋がる大切な事。

本気で攻めて行きます。

 

こだわりの仕事と人つくり

横浜(株)米山庭苑

横浜市 磯子区 竹垣

One of our work is a bamboo fence. Wash the bamboo thoroughly before assembling in the garden. In order not to scratch the bamboo, carefully remove the dirt with rice of rice. It takes time, but it is important for Japan ‘s bamboo fence which is beautiful in this work. Nowadays in Japan we have fewer gardeners doing this work. We are going to connect the tradition of Japanese gardeners to the next generation.

横浜市 磯子区での古くなり朽ちてしまった竹垣の交換作業が完成しました。

玄関脇の、阿弥陀垣の袖垣です。

良い仕切りとポイントになりますね、袖垣の役割は重要です。

今回は檜フレーム×女竹。

 

プラス防腐剤塗布仕上げ。

 

まだまだ米山庭苑では竹の仕事が続きます。

焼いた丸太の煤を落として洗います。

竹も丁寧に磨きます。

傷が付かない様に、天然の籾殻を使います。

何気ないと思われがちな、この繰り返しの作業。

庭師の冬の仕事が出来る事に感謝しながら。

最近のこの業界は、経験の少ない者に石積みなどの高度な技をいきなり教える講習を行う所が多いですが、そんな事は表面的な飾りでしかなくコツコツ経験を積んで行けば自然に身に付くモノです。

そんなモノはただの外構工事でしかありません。

日々のこの様な一見地味な基本的な作業を積み重ねた者が、将来深みのある伝統の庭をつくれる庭師に育つと確信しています。

 

どんな道でも、本物を目指して行くならば近道なんてありません。

うちは、この人材不足のこの業界で有り難い事に、募集もかけていないのに毎月の様に若い世代の応募があります。

また、生き方も信念を持ち何十年も積み重ねて来たので、多くの仕事のご依頼があります。

この結果を真摯に受け止めて、このまま進んで行こうと思っております。

 

こんなスタイルの当社で、念願の庭空間を託されては如何でしょうか。

こだわりの庭つくり 古民家から現代住宅まで

横浜(株)米山庭苑

代表取締役 米山拓未

 

 

 

 

素材を求めて

Our company is a specialty shop specializing in gardening. So carefully select the materials that make up the garden. We are going to visit all over Japan and purchasing high quality items. This time it is old timber. A specialty shop specializing in gardening, Yokohama’s yoneyamateien in Japan.

当社は庭つくりに使う素材には、こだわりを持ち仕事をします。

建具。

灯り。

金物。

真鍮アンティーク。

古材。

いい材が入りました。

今回は檜の板材。

普段は、日頃の仕事の伐採などで出た材木を割き数年乾燥させて使いますが、サイズが合わない為に仕入れました。

私達はたったこれだけの為に、時間を費やします。

庭を構成する各素材選びに時間を掛け、更にそれに時間を掛け手を加えます。

そういった事の積み重ねで、どこにも無い様な庭空間に仕上がります。

こんなこだわりの素材選びで、庭をつくれたら最高ですね。

ライフスタイルに、こだわりを持つ方々をお待ちしています。

 

違いの分かる大人達が選ぶ庭つくり専門店。

横浜 (株)米山庭苑

2018年始動

2018 yoneyamateien will start! We will deliver flowers to our customers for the New Year’s greetings. I will also pay kadomatsu to the shrine. I am looking forward to seeing many people this year.

今年も新年のご挨拶用の花を仕入れました。

私自身が、1人ずつのお客様に時間を掛けて回ります。

門松も東日本各地から戻って来た。

地元の氏神神社にてお焚きあげをお願いします。

世間では、正月飾りはどのように処分しているか、あまり知られていません。

特に数を多く作る材料やさんなどは、尚更そうですが普通に廃棄物として処分します。

勿論、お焚き上げ代を奉納しています。

お客様に納めるまでの形までではなく、何事もそうですが最後が大切です。

私共、裏方のこの様な行為がうちのお客様たちの、商売繁盛に繋がっていると自負している。

仕事初めは、鎌倉 松原庵。

 

今年も、志を高く捧げ進んで行こうと決意している。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

横浜 (株)米山庭苑

代表取締役 米山拓未

謹賀新年

happy New Year! We decorated handmade kadomatsu and celebrated the New Year. Thank you in 2018 as well.

 

謹賀新年。

子供と余った材料で自宅と事務所のお飾りを作りました。

子供と楽しみながら一緒に作ります。

数種類のセンと言う道具で理想のディテールに削り出します。

画像1番上は樹の皮を剥いたりするのにも使用します。

下2つは直センと内センと言われる物で、桶やさんが使う道具を当社は竹にも使っています。

完成です!

1月8日から業務開始になります。

今年も目標を高くささげ、突き進んで行こうと決意しております。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

こだわりの庭つくり専門店

横浜 (株)米山庭苑

 

2017年仕事納め

It will be over in 2017. Yoneyamateien cherishes work tools and cars carefully. I prepare for 2018 with a good meal.
While educating employees of the company, we will connect the skill and mind of the Japanese garden to the next generation.

2017年、米山庭苑の通年の最後の数日間の風景。

午前中は、プロジェクターを使用しての座学。

午後は、実習。

今回はタガ編みと飾り結び。

タガは、枝折戸を柱と留めるのに使用します。

庭やの仕事の基本です。

結び。

淡路や花などシンプルで、うちが多用する形のトレーニング。

うちでは、クラフトテープやナイロンテープを使います。

自宅でも出来るので、数をこなす事が大切です。

竹を加工するのは、また次回にします。

今回は自分が割り。

へぐのを見せます。

竹の皮の厚みが一定でないと、美しい円にはなりません。

この作業は危なくないので、小刀を使い削る工法を教えます。

皆、良く出来ました。

うちは、季節により毎回テーマを決めて繰り返しトレーニングします。

昔の様に、仕事は目で盗めではなく、現代の世に合った指導方法で、会社のレベルアップを図っています。

車も全車ピカピカに仕上げます。

道具も時間を掛けて掃除、整備します。

恒例の忘年会は、お仕事させて頂いている まいどさんにて。

最後は、毎月恒例のミーティングで今年の全ての業務は終わりました。

来春から入社する18才も参加。

少しずつ慣らして、合流出来る様に育てて行きます。

本日から1月の7日までお休み頂きまして、また来年に備えたいと思います。

今年1年、うちと関わりのあった全ての人々に感謝しています。

このスタイルで、この先も突き進んで行きたいと思っています。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

こだわりのモノつくり ヒトつくり

横浜(株)米山庭苑 代表取締役 米山拓未

 

京都 大隅刃物店

Japanese gardener is also concerned with tools. It is a traditional tool to cut plants. Japanese traditional tools are also beautiful in appearance.

今時期は、私達の業界は剪定業務という植木を切る仕事が忙しい季節です。

うちはその道具にも拘りを持ち日々仕事をしています。

先日も書いた通り、作り手と直に話をしている大隅刃物店の物を普段愛用しています。

これは先代の打ったミニ鋏。

 

これは、特別な仕上げです。

先代の頃から知っていて、亡くなり当代の義信氏になってから10数年が経った。

氏が跡を継ぎ、試行錯誤をしながら打ち始めの頃から知っている。

私の方が職人の歴が長いので、失礼ながら色々マニアックな注文をしていますが、庭でも何でも、そういうクライアントが職人を育てて行くからです。

これは真鍮ろう付けと言う手法で模様を付けたもので、氏の始めての試みです。

これから先、更に成長してもらいたいと願いこれからも拘りのオーダーを出していこうかと思っている。

ろう付は元々溶接の技術で、真鍮同士を溶接するガス溶接の技を、鋏の模様付けに出来ないかと言う対話から始まりました。

道具は美しくなければいけないと言う想いから、オリジナル仕上げに拘りました。

正に一点モノ、しかも更に改良を加える為に、今は氏の元に戻しています(笑

少し先代の話をしましょう。

今、キリバシと呼ばれていますが、先代は「根切り」と呼んでいました。

移植の時に根を切れる鋏だと話されていました。

ですから鋼も鍬や鋤に使われる物と同じ鋼で打っています。

鋏のグレードは、ノーマル鋼(S50C鋼) 黄紙 白紙 青紙 スーパー青紙と言う設定で、当時は関東では大隅刃物店の事を知る人がほとんどいなく、横浜から来たと言ったらビックリされていたのが懐かしいです。

 

そして当代の義信氏です。

ノーマル鋼(先代と同S50C鋼)と青紙の2つのみの設定です。

あまり知られていませんが、持ち手の部分から鋼を使用しているのは、京都では大隅 野中さんの拘りで、芯棒の穴のすり減りも少ないから永く使えます。

普通は柔鋼(焼きが入っていないモノ)で作る事が多いそうです。

また独自のデザインの瓢箪型のキリバシを考案するなど、革新的な鋏を作っています。

ここ10年の間に、ネットの普及や専門誌の掲載により、全国からオーダーが入り、今現在注文を受けられない状況だと苦笑いしています。

数年前まで、夜はサーモン工場で働きながら昼間は火を起こし、鋏を打ち続けて来た氏を見続けて来ました。

鉄鋼所で働いていた経験を鋏に生かして、これからも進化して行って頂きたいと願い、これからも拘りのオーダーを出して行きます。

 

こだわりの庭と人の魂が入った道具たち

庭つくり専門店 横浜 (株)米山庭苑

 

 

師走

The current season is the time of maintenance. Japanese gardener is busy with work cutting wood. We are adhering to knives. I use it properly depending on the size and type of tree. That is the heart of Japanese traditional gardener.

12月に入りました。

今の時期は私たちの業界は剪定業務で忙しいです。

松のもみあげなどは、毎日手がヤニでまっ黒です。

 

仕事に使う刃物にも拘りを持っていますので、毎月の様に鍛冶屋さんと話をして細かい修整をしています。

私は手元に来た時が完成ではなく、つくり手と対話しながら自分の手に合う刃物になった時に初めて名品と呼ぶ域に入ると考えている。

これで全てではないですが、10数年の間にやり取りし、ほとんどが完成の域に入っているお宝ばかりです。

何十万円もする工芸品みたいな鋏もありますが、飾るだけでは意味がありませんし、野鍛冶が打った本当に現場での使用に耐えられる鋏が名品だと思います。

更に姿が美しくなる様に改良を加えて自分のオリジナルに仕上げて行きます。

それも自分らの仕事の醍醐味かな。

普通では考えられない域の拘りと仕事。

美しい音色と姿。

 

こだわりの庭と道具達。

横浜(株)米山庭苑

 

 

素材を求めて

Our company adheres to the materials that make up the garden. I will go to all over Japan and make a garden with selected materials. This is the soil and sand used in the plaster. We are striving to connect such traditional techniques of the Japanese garden to the next generation.

私達は、庭を構成する材に拘りを持っています。

地元の建材やさんで仕入れてきて、すぐに出来るモノではないと考えているからです。

土と砂と砂利編。

岐阜県へ。

 

陶芸が盛んな地域の為、良質の粘土が出る地域です。

実際に作業経験がないと、この様な山では買い付けも出来ません。

山から掘るので、その層の土を握り感覚で判断します。

砂利の層。

粘土と混ざっています。

これがうちの使っている土です。

神奈川ではこの色味と粘土分を含んだモノは出ません。

砂は茨城県へ。

ここも山から掘り出しているので、握りながら粘土分を判断して場所を指定します。

色味と成分がお気に入りのマサ土。

自分が納得できる、厳選した素材で空間を構成したい。

庭つくりが好きなんで、どうしても庭を構成するモノには拘ってしまう。

これがウチのスタイルです。

こだわりの素材で構成される空間を手に入れてみては如何でしょうか。

 

厳選した素材での空間つくり

こだわりの庭 人 モノつくり

横浜 (株)米山庭苑

 

消えて行きつつある日本の竹文化

Bamboo shop is still in Japan. But it is decreasing with the change of life. It is a sad thing. I want to connect Japanese traditional culture using bamboo to the next generation. Therefore, things around us are trying to use bamboo work. Bags, lunch boxes, etc. There are various. It is a wonderful traditional Japanese culture. From Yokohama’s yoneyamateien to the people of the world traditional Japanese culture!

日本も生活様式の変化と共に、身近にあった竹をほとんど使用しなくなってしまいました。

ですから山や竹林も荒れてしまっています。

自分がつくって頂いていた、竹材やさんのオヤジさんも数年前に亡くなり、奥さんが見よう見まねで修理だけしていて、当代で店しまいだそうです。

跡取りはいません。

これが仕事場です。

ここに座り、毎日竹を割き編み込む毎日です。

昭和の中頃までは、竹製品が生活用品を支えていました。

籠や笊、物干し、塵取り、背負い、熊手、買い物籠、お弁当入れなど色々ありました。

お弁当入れは腐りにくく、先人の知恵が生かされていました。

今でも生活に取り入れては如何でしょうか。

特にスーパーでは、今エコの考えから、買い物袋持参です。

それを竹籠に変えたり、おむすびなどを入れるランチボックスなど現代では特にオシャレだと思いますし、手編みですから次世代まで長く使用出来ます。

 

私達は仕事で竹を多く使いますから、竹を薄く割いて編む事も出来ますが、あえて専門の方に頼む様にしています。

数年前に亡くなった、オヤっさんの作品を特別に棚から出して譲って頂いた。

自分は色んな先輩にホント良くして頂いています、本当にありがたい。

これに愛用の道具を入れて毎日現場に行きます。

取手は何でつけようか考え中。

日々の生活に竹を取り入れては如何でしょうか。

 

日本の伝統産業と共に歩んで来た庭師。

次世代に繋げて行きます。

 

こだわりの庭 外空間つくり

横浜 (株)米山庭苑