江戸の粋

正装用の半纏を注文しに都内へ。

15年着て痛んでしまったので木綿製から、念願の絹(羽二重)引き染めで仕立ててもらう。

これは冠婚葬祭全てのシーンで着て行けるスタイル。

採寸から裏地を決めたり、字体や紋の大きさ位置などを打ち合わせ。

この時が一番ワクワクする。

普通の藍染の半纏は一年以上待ちらしく、今はお断りらしい。

今回は絹だったので受けてくれた。

一生モノなので、どうしても海老屋の仕立てで作りたかった。

出来あがるのが楽しみだな。

今でも鳶の親方は着ている人が残っているけど、庭師はほとんどいません。

先輩方に粋な着こなしや、所作を教えてもらい繋いで行こうと思う。

南区 H様邸 造園工事 完成

横浜市南区の現場も、表札やポストが入ったので完成した。

建物に合わせて、白い版築工法の門柱です。

先日、庭園協会神奈川の庭園見学会に参加。

東京の金綱さんの葉山にある茶庭。

画像は載せられませんが、大変勉強になりました。

立水栓加工したり、コツコツやっています。

横浜辺りは気温が高いけど、少しづつ色ついて来た。

小休止

この連休で、気持ちや体もリセット出来た。

赤レンガに久しぶりに。

ちょうど、オクトーバーフェスト開催中だったけど、車だったのでビールが飲めなかったのが残念。

中々仕事のスケジュールがつかず、お稽古に行けない三線も二日間触れた。

ニュートラルに戻り、また明日から秋を楽しみながら行こう。

ほぼ完成

横浜市南区の現場が門柱パーツのみ残し完成した。

既存の石材を使用。

樹木は最低限とのご要望。

横浜あたりは、敷地に限りがあるので必要な道と。

ウッドデッキ。

ご要望に応えられたと思います。

最低限の天然素材でまとめました。

建物との調和がとれる様に意識して。

施工前。

高低差があり、土の移動が大変だったな。

ぼちぼち剪定作業しながら年末モードに入る。

秋の夜長

秋の夜、如何お過ごしでしょうか。

食べる、スポーツ、読書、庭仕事も最高に気持ち良い季節。

10月初日の横浜は、晴れのち午後から雨。

洗い出しにはちょうどいい。

明日も雨予報。

秋だし、あと何回さんま食べられるかな。

月あかり

9月も終わり。

スーパームーン、月が明るいと言う事を思い出させてくれた。

横浜辺りでは、照明が多く夜空を意識する事は少ない。

もう少し、ゆとりを持ち空を見上げる事を忘れてはいけない。

現場の方は雨が多いけど進めています。

コンコンと住宅地に、突き込む独特の音が響く。

思う様に動けないスタッフに喝を入れる声も(笑

本気でつくっているので、「まぁいいよ」はありえません。

愛情を持ちながら、指導してお互いに前に進んで行ければいい。

流行とか何とか言われてる版築工法ですが、そんなの関係ないよ。

自分はこの一層づつ積み重ねる行為が好きなんで、突きつめて行こうと思っている。

枠を外す。

いつも、この瞬間がたまらない。

これだから庭つくりはやめられない。

庭連 ~日本文化を紡ぐ会~ vol 2

昨日、無事に岡山のシンポジウムが終わりました。

庭連 ~日本文化を紡ぐ会~ 岡山創庭塾 共催。

会員以外の大勢の方に当日の朝にお手伝いをして頂きました。

こんな所で大変失礼ですが、本当にありがとうございました。

河手さんが中心となり、休日の度に下ごしらえをしてくれてました。

岡山で開催する上での彼らの想いの形。

「庭が日本の未来を拓く」が今回のメインテーマ。

当日配布したパンフは浦田、内海くんの手作り。

会長の坂本くんの挨拶から始まり。

おかげさまをもちまして、300席が満席となりました。

豊蔵さんの講演~

司会 今田さん 建築関係の阿部、長谷川さん 木屋旅館マネージャーのグレブさんのパネルディスカッション。

建築、造園関係者から一搬の方々に大勢参加して頂き、高校生まで多数参加して頂きました。

難しい事は全く関係ありません。

大勢の先輩方や、仲間達に支えられ今回のイベントを無事に終わらせる事が出来ました事を本当に感謝しております。

大きな組織でもないのに、この様な事が出来て、様々の地域の人々が自分の時間を割いてまで強い信念や想いの為に動けるのは、ホントに素晴らしいし、自分らの生きてる世界は若い世代にも胸を張って自慢が出来るよ。

この国や人々が好きで、自分の仕事に誇りを持てるなら、世界規模で見てもきっといい方向に向かうと信じている。

まだ動き始めたばかりですが、これからも強い信念の元活動して行きますので今後とも宜しくお願い致します。

様々な日本の伝統文化

シルバーウィーク。

皆さんは、どう過ごされていますか。

大切な人との時間を楽しまれていますか。

三鷹へ磯貝真紀さんの琴を聴きに行ってきた。

様々な活動をされている方で、あるご縁で知り合い今回のお知らせを頂きました。

宮城県名取市、閖上中学校にあった津波にのまれ一年間放置してあった琴を修理して、その琴を演奏しながら活動しています。

一見、そんな物語があった事など想像出来ない様な佇まいです。

何でもそうですが、同じ楽器を演奏してもその音はそれぞれ違う。

庭に人格が出るのと同じ。

やさしい音色でした。

自分も色々考える所があり、いい機会になった。

真紀さん、ありがとうございました。