地元紙

クリスマスイブ。

街はサンタやトナカイのかぶり物が目立つ。

ようやくお飾りも形になり仕上げに入っている。

日曜、祝日もやったので、今日は最後の休みにした。

この時期に休んだのは記憶にない位久しぶりの事。

めんどくさがらずに、地元紙の取材を受ける様にしているここ数年。

以外に皆さん読まれていてビックリしている。

少しでもこの業界の伝統事が伝わればいいな。

毎年恒例

今年もいよいよ詰めの作業に入る。

今年は門松だけで8対、16基。

壁掛けを4対。

置き場が、めでたい雰囲気になるこの時期。

日曜の今日も、現場をストップして皆で作業。

毎年の行事が当たり前に出来る事に感謝しながら。

のれん 看板の重み

半纏が染め上がって来たとの事なので、行ってきた。

東京 根岸 海老屋。

今では数少ない、自社で染め工場も持つ老舗。

羽ニ重 引き染め。

何とも言えない漆黒の深み。

絹なので肌着心地も最高です。

あまり知られていないけど、これが庭師の正装。

冠婚葬祭全てのシーンで着て行けます。

今では関東でも殆ど着ている者はいないので、この文化を繋いで行ければと思っている。

昨年訪ねてから1年余り。

東京 海老屋。

老舗の看板の重みを感じます。

うちの、のれんはまだまだ軽い、この風格が庭で出せるように、マダマダ精進しなくては行けない。

季節はずれ

今日の横浜は冬の嵐。

でも気温が20℃超え。

今年は暖かい。

そんな気候でも横浜のイチョウは色付いている。

絵を描いている人々が多くいた。

忙しない世だけど、季節の変化を感じ、立ち止り風景を描く余裕を持ちたい。

三線の忘年会に次男と演奏したり。

竹も正月用の太い物が入ったり。

いぐさ縄が入ったり、いよいよお飾りの時期に入る。

師走

もう12月。

以前まで忙しいとか、休みがないとか日が足りないとか言ってたけど、それは自分が選択した事。

自分自身が慌しくしていた事。

最近、そんな簡単な事にようやく気が付いてうちのペースで出来ない事は全てお断り。

出来ないものは出来ない。

足元見失わない様、腰を据えて行く様にしている。

雨降りの日は、加工場で石積み用の石をコツコツ叩いたり。

新しいスタッフの歓迎会したり。

4人体制で日々やっています。

師走を楽しみながら。

庭園協会神奈川県支部

先日、庭園協会神奈川県支部の全四回の見学会が終わった。

この時代に中々つくり込みの仕事は少なく、庭を見させられる者も少なかったけど、そんな事を言い訳にしていては前に進んで行けないと伝えたいので、うちの庭も恥ずかしながら少しだけ見てもらう。

どうしても技術的な講習会に参加者は集まりがちだけど、会員の普段の仕事やレベルが分かるのでこれから活動して行く上で大切な事。

今回は、参加者が今までで一番少なかったけど、それでいい。

新体制になり、長年低迷していたこの会にテコ入れしようと思い自分も参加する決意をして、昨年から活動の場所を有志で探していた。

長くじっくり腰を据えつくり、そのものが残る条件の所が見つかった。

スタートは気持ちのある者数人になりそうだけど、予想通り。

つーか、望んでた事。

これが大きな波になり、新たな熱のある者が加わる様な計画を進めて行こうと思う。

お茶会in埼玉

先日、埼玉県立いずみ高校へ庭園協会埼玉県支部の活動に参加させて頂いた。

この場所での活動の締めくくりとしての、お茶会。

始めて参加した10年前の事などを思い出しながら、湾岸で向かう。

この日の為に、皆が下準備を進めていました。

今年で退会したのに、やる気のある神奈川のメンバーを誘い前日から少し手伝わさせて頂ける事に。

恐らく最後になるであろう、語りつくした大宮の夜も変わらず大騒ぎ。

で雨の本番。

学校の茶道部によるお手前。

お見事でした。

埼玉県支部の会員が交代でお手前。

この場所で技だけでなく、心意気を学び、仲間が出来た。

尊敬出来る先輩方もいる。

当時、庭の仕事だけでは食って行けないので、何でもやっていた暗い時代に少しの光が見えた10年前。

あれから少しづつ色んな事が動き始め、今までどうにか庭に関わり合いながら飯を食って行けている。

お茶会を開ける様な人達の中で、色んな経験が出来た事。

泊まりの研修で、いつも皆と語り、朝方まで飲みあかし二日酔いで作業していた事。

庭に対して熱い先輩方に厳しく接して頂いた事。

本当に自分の中で、ここでの10年は大きな力になった。

自分も40代。

神奈川で、ここでの経験や想いなどを少しづつ繋いで行ければと思っている。

葉山町 古民家再生 

葉山の古民家のリノベーションの庭担当なので、まずは自分らが先発。

既存樹木の剪定と整理。

建物の完成が3月なので、次の出番は春かな。

2.30年で価値がなくなり、解体されてしまう現代の住宅ではなく、再生可能な材を使い時代を超える住まいと庭の提案。

これを少しづつ目指して行く。

年末モード

ボチボチ年末モードへ入る。

ひたすら剪定作業の日々。

お気に入りの場所のすぐ近所で仕事したり。

作庭後2年で初めて植木に鋏を入れる。

ヒバもいい雰囲気になってきた。

秋も深まり、季節の移ろいを楽しみながら。

寒の時期に向けて

そろそろ竹の細工のいい時期になる。

最近は温暖化で、1月前後の切りだした竹がいい。

その時に、勉強する為の見本を時間のある時に用意する。

分かり易いように、ビニールテープがいい。

竹を割り、割く(へグ)事ができる様になると、色んな竹細工が出来る。

蛇腹。

一本での編み方。

こんな事でも大切なので、年に一回の寒の頃に遊ぶ準備をしている。