横浜 長生寺 北山台杉 植栽工事完了

長生寺での、北山台杉植栽工事施工後。

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上の段、親鸞聖人の周りは樹齢200~350年の物を配置。

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ものすごく風格があります。

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下段の植栽部には樹齢40年位の物を配置。

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総本数24本植えたのでいいシンボルになります。

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中々、関東では北山台杉は見かけない。

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台杉は元々は、建築用の垂木を作る為にこの様な仕立てになっている。

今はその様な垂木を使う数寄屋建築なども少なくなり、ほとんど作らないらしい。

どの業界にも流行があり庭は、雑木と呼ばれる山の木が人気です。

人が手を入れて、時間を掛けて仕立てるこの様な仕立物も大切な日本の伝統。

この様な文化を繋いで行く、少しのお手伝いが出来れば幸いです。

北山台杉を植える機会は中々ないので、いい経験をさせて頂いた事に感謝!

北山台杉植栽工事

うちが管理させて頂いている長生寺の改修工事による植栽工事の記録です。

 

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北山台杉がメインの植栽プラン。

台杉の生産で有名な京都 藤田林業さんとのコラボ。

これに積んであるのは、藤田さんの所の樹齢100年から40年位の物。

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これは350年から100年位の物。

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重機をセッティングして開始。

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下の植栽部分もラフターで効率良く飛ばす。

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とても珍しいのでNHKの海外向け番組スタッフも取材に来た。

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都市部は道が狭いので、段取りが大変だったけど何とか無事に終了。

あーしんどかったわー。

でも達成感が心地いい。

施工後はまた後日アップします。

1000記事

材料やさんもボチボチ正月モードに。

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縄や竹。

これらが入って来ると、今年もあとわずかって感じます。

 

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丁寧に洗う。

 

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ブログ1000記事目。

めんどくさがりな自分が、よくここまで続けて来たな。

書き始めた9年前から庭の世界の今までを想う。

目まぐるしいスピードで変化して行く世の中で、自分は何が変わり何が変わっていないのか自分の中で整理してみるいい機会だった。

人は当然変わる。そういう者がほとんどだろう。

庭をつくるのをヤメてしまった者、イベントやみたいになってしまった者、短期間で出来る作風に変わってしまった者。

周りの動きは眼中にない。

変わらない信念に向かって進んで行くのみだよ、今までもこれからも。

芯は10代の頃から全くぶれていない。

気合い全開で行こう。

 

 

造園製図、図面

先日の記事でも書きましたが、庭やは図面でご提案します。

その際に立体感覚が大事になってくる。

20代の頃に仕事の合間にコツコツと勉強しました。

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東京農大の生涯学習講座の造園製図コース。

大変だったけど、無事に終了する事が出来た。

そこで造園パースを学び、立体感覚を養いデッサン力をつけました。

 

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図面用の樹木スケッチの本もありますが、この様な画家のデッサン集の方が表現が独特で面白いですね。

これは横浜の別邸があった玉堂の山水編。

 

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うちも10年くらい前までは、自身が絵を描く事が好きなのもあり鉛筆の手書きでした。

しかしプランの大幅変更になった時の対応にかなり時間が掛かるのと、それに伴うクライアント側の負担を削減するのもありCADを導入しています。

高価でもあり中々大変な事ですが、大切な事。

ハード面もソフト面も、バランス良く整備しているこだわりの会社。

横浜の造園 庭

(株)米山庭苑

何十年振りかの

今日の横浜は雪。

よく職人さんは雨の時は何やってるのですかと聞かれます。

昼から博打や酒呑みなんて言う昭和の悪いイメージがあるのでしょう。

雨の時にしか出来ない作業はたくさんあります。

私どもは天気は関係ありません、現場が出来ない時には加工場で色々やっています。

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そんなんでコツコツやっていたら、本降りになってきた。

 

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11月の積雪は50数年振りらしい。

 

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うちのスタッフは自転車やバイク通勤なので、雪が路面に積る前に解散にした。

 

 

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庭の仕事は様々な重機を使用します。

時には重い物を吊るのに大型のクレーンも使います。

都市部なので、大型車が進入禁止の道路が多くあるので、その時には許可申請が必要です。

来月に大きな植木を植えるので、その書類を作成したり。

 

そんな現場に出られない日の庭やの日常でした。

 

 

 

おかげさまで

当社は丁寧な仕事をする為に、完全予約制を取っております。

昨日、2件のご契約を頂きまして今現在3月までは一杯の状況になりました。

このご時世に有り難い限りです。

 

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うちはプランをCADで作成しご提案させて頂いております。

一つの現場でこの枚数になる事もあり、手書きと違い様々な角度からのアングルが出せる為、クライアントにより分かり易いイメージをお伝え出来るのが最大の利点です。

細かい質感は表現出来ませんが、より完成に近いイメージを共有出来るのもいいですね。

 

当たり前の事を、当たり前にこなすだけ。

これ大切な事。

こだわりの空間つくり

横浜 (株)米山庭苑

紅葉

横浜辺りも木々や実が色付いてきた。

色彩のグラデーションが美しい。

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落ち葉も街に彩りを与えてくれます。

作庭後5年が経ち、木々が成長し深みが出てきました。

うちで施工したお庭は、完成後も責任を持ち管理させて頂いております。

横浜 (株)米山庭苑

 

横浜市 古民家の庭

神奈川県にはまだ多くの古民家が現存しております。

米山庭苑はその様な空間つくりも多く手掛けております。

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横浜市栄区小岩井家の外部空間。

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長屋門が特長で一搬公開されて保存されています。

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独自のネットワークで在庫している古材なども使用したりします。

持続可能な住空間、再生可能な材で構成した庭空間。

使い捨てが当たり前の現代に、何が本当のエコなのか考えて行きましょう。

古民家のリノベーション、鑑定など外部空間はご相談ください。

古民家鑑定士 横浜 (株)米山庭苑

加工場

今日の横浜は久しぶりに朝から雨。

そんな時には、庭やは色々雨でも出来る事をしています。

材の下ごしらえや機械の整備、刃物研ぎなど荒天でないと出来ない大切な事がたくさんあります。

 

 

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今日は大体、片付けは終わっているので、出番待ちの石のビシャン加工。

これにより風合いが柔らかくなります。

手間が掛かりますが、うちの作品に入れる大切な材ですから一石一石心を込めています。

今年完成した置き場も様々な制約があり、少し低い屋根になってしまいましたが雨漏りも一ヶ所ずつ改善して行きようやく完璧にとまりました。

電気、水道も引き快適です。

素材にも心を込めコツコツと。

こだわりの庭つくりは如何でしょうか。

横浜 (株)米山庭苑