じっくりと   careful work

 

web site of yoneyamateien is seen in the world. From now on I will introduce Japanese gardener’s work in English. A fine job is important to make a Japanese garden. It is the processing of the stone used for the next garden. From Yokohama to the world tradition of Japan.

うちのホームページはアクセス解析等で何年か前からなぜか、海外の人々が観ている事が分かったので、これからは少し英語で紹介して行きます。

 

逗子市のウッドフェンスの現場も完成。

塩ビの垣根からシンプルな板貼りへ変更。

側面のアルミ柱は一部再利用。

正面は強度不足なので、新品にしました。

うちは、次の現場にすぐに乗り込むのではなく腰を据えて下ごしらえをします。

石の加工。

その合間に都内のホテルでの会合に参加。

古民家再生協会の全国大会へ。

色んな方にお会い出来きました。

これから古民家と庭の新しい形を配信できたらと思います。

真鶴の石山に積みに走る。

その帰りにそのまま日本庭園協会の支部長会議に参加。

神奈川も動き始めます。

自身は東西に走り、ものつくりはじっくりと腰を据えて。

そんなスタイルです。

 

こだわりの庭 空間つくり 横浜 (株)米山庭苑

 

坪庭 small space garden

The space in the urban area of Japan is limited and it is difficult to secure the space as a garden, but we Japanese have a heart to enjoy the garden. Even small spaces will make a garden with one stone, one plant. This is an example of a small garden that enters the entrance and is enjoyed by customers through the glass.

 

日本の都市部の空間は限られており、庭としてのスペースを取るのは厳しくなっておりますが、日本人は庭を楽しむ心を持っています。

たとえ小さな空間でも一つの石、一つの植物で庭をつくります。

これは玄関を入って2ヶ所のガラス越しに見える景色です。

住んでいる人だけでなく、お迎えしたお客様にも楽しんで頂く。

坪庭。

都市部の庭の形です。

 

どんな小さな空間にもこだわります。

こだわりの庭 空間つくり

横浜 (株)米山庭苑

キリバシ

Shears called Kiribashi of Japan

庭やの腰道具にキリバシと言われる独特の形の鋏があります。

この三丁は全て京都の大隅さん作。

左から15年前からの、古い順に並べています。

もう左から二丁は使えません。

刃先が重なり合わない為、今は一番右の物を使っている。

これは肩の部分から少し開いてしまったのが原因。

こうなるともう修理は出来ないものです。

先代が亡くなり、当代が継いでからずっと作品を見続けている。

ここ十数年で確実に先代に近くなってきた。

これはとある縁で、自分の元に来た先代の鋏。

自分らもクライアントに育てて頂き成長します。

これからも期待を込めて、マニアな注文を出し続けて行こうと思う。

そんな使えない鋏も、事務所のオブジェとして置いています。

 

伝統のこだわりの道具を使った仕事

こだわりの庭 空間つくり 横浜 (株)米山庭苑

こだわりの道具に

先日入れた、台杉の枝打ち鎌に焼印を入れる。

バーナーで熱して焼き付けます。

これもお気に入り。

1回熱すると。2ヶ所入れられます。

こうなります。

表面の煤は取れて、使い込んでいくと良い感じになります。

うちの手仕事の道具には全て入れています。

これで愛着も増し、いい仕事が出来るな。

 

こだわりの道具 こだわりの庭

横浜  (株)米山庭苑

崇める

日頃から、管理で入らさせて頂いているお宅の周りが、どんどん開発されているのでそれに合わせ隣接している部分の木の伐採作業。

横浜の中心部なので色んな制約があります。

 

今回は樹齢70年のしゅろの木を2本。

 

日本人の独特の自然を崇める気持ちを大切にして行きたいです。

施主さんにも、今までの感謝の気持ちを込めてお酒とお塩でお清めしてから作業開始します。

これも日本の伝統文化。

 

こだわりの庭 空間つくり

横浜 (株)米山庭苑

社内研修

米山庭苑では、次世代にこの世界の技や心意気を繋いで行く為に、長いスパンでのスタッフの育成に努めています。

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昨日は、この時期ならではの竹仕事の一つである竹垣。

中でも、基本中の基本と言われる建仁寺垣と四ッ目垣の勉強会。

ただ単に竹を割り組んで行くだけでは無く、結びの位置や繋ぎの位置などに決まりがあります。

京都と関東の違い。

四ッ目の間の割り方、など奥が深い物です。

これは勉強していない者が大半です。

この基本をしっかり身に付ければ、他の垣根は難しくありません。

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更に今の立子は鋸で挽いてあり、まっすぐですが丸竹からつくって行くと当然曲がりがあります。

その補正の仕方。

本間 ぶっさきを練習。

慌てて次の現場に移るのではなく、じっくりと腰を据え自分の中で消化させる。

これ大切な事です。

様々な事を次世代に繋いで行きます。

 

伝統を次世代に繋ぐ 集団

伝統からモダンまで 横浜 (株)米山庭苑

鎌倉 松原庵

鎌倉 松原庵の垣根が完成しました。

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これで、今回の予定していた作業は全て完了となりました。

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四ッ目と建仁寺垣。

意外に知らない人が多いですが、諸々決まりがありそれに沿い組み上げて行きます。

この2種がすべての竹垣の基本中の基本になります。

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待合の袖垣は黒穂垣。

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茶せん仕上げ、ちょうな柱に古瓦を乗せました。

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漆喰壁に映る朝日のシルエットが美しい。

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老木に支柱を掛け完成です。

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この下を潜り店内に入ります。

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オープン10年目の改修工事に入りまして、来月16日までお休みになります。

リ二ューアルオープンをお楽しみにしていて下さい。

今年も幸先のいいスタートが切れました。

幸せです。

 

古民家からモダンまで

こだわりの庭 空間つくり 横浜 (株)米山庭苑

 

仕上げ

年初から始まった鎌倉 松原庵での剪定 肥料入れが終わり竹垣交換作業に入っている。

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古木の間をぎりぎりの所で通しています。

寸法出しが重要になってきます。

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全国は大荒れの天気で、大変みたいですが年明けの鎌倉は穏やかな天気続きで、気持ちよく仕事が出来ております。

幸せな事。

 

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古木に支えを掛けて。

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仕上げをし、明日みんなで再確認し撮影して完成となります。

 

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ボケの花が咲き始めました。

春の気配を感じながら。

 

こだわりの庭 空間つくり 古民家~モダンまで

横浜(株)米山庭苑

 

砂紋

鎌倉 松原庵のスタッフが毎日描く砂紋。

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自由な発想で引いているので、面白い。

無心になり、その日の気持ちのままに。

禅の精神。

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何年か前に、やる気のあるスタッフに道具を作ってプレゼントした。

傷んで来たらまた違う形のモノにしてあげよう。

 

 

新春の鎌倉

穏やかな天気が続く。

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年明けの仕事は鎌倉 松原庵の管理。

松が多いので時間掛かります。

 

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でもなるべく効率良く進めたいので工夫しながら。

松の手入れは同じ体勢でいる時間が長いです。

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そんな時には、安全も考えランヤードを使用しています。

体を預けながら葉をむしれるので、効率が非常にいいです。

体が斜めになっているので、下から見ている観光客はびっくりしています。

そんな小さな事にもこだわりの会社。

 

こだわりの庭 空間つくり

横浜 (株)米山庭苑