2017年 門松作成

Japanese traditional New Year decoration, Kadomatsu. I started making it this year. I will wash the bamboo so it will not hurt, I will move on from now. Now few companies are making it, but yoneyamateien is working hard to connect the skills and feelings of Japanese gardener to the next generation.

今年も正月飾りつくりが始まりました。

拘りの材を各地に仕入れに行きます。

松竹梅。

竹は千葉産、近年山から切り出す後継者不足だと言われています。

竹は洗って加工します、うちでは籾殻を使用し磨きます。

竹の表面に傷を付けない為です。

農家の方々が籾殻の処分に困っているのと、資源の再利用にもなるので良いですね。

カマ切りの松は1本ずつ丁寧にさばき、うちでは3種の大きさに下ごしらえします。

カマ切りは材料やさんで仕入れると、枯れ枝が付いていなく見た目もきれいですが、値段も高価です。

私らはプロですから、生産者から出たままの松を手間を掛けて下ごしらえして綺麗にします。

カマ切りの松やヨセ松は意外に知られていませんが、大きな松を何年か伸ばして切っていると思われがちです。

そうではありません、生産者が種を蒔きそれぞれの大きさになったら、刈り取ります。

つまり殺してしまうと言う事です、ですからうちはその事をスタッフに説明し、全て回収した後のお焚き上げの意味はその部分もある事を話しました。

竹の鋸の跡を切り出しで削ります。

理想のラインになる様に1本ずつ松を差して行きます。

この様に、材にも拘り時間を掛け下ごしらえして行きますので、割に合わなくつくらない庭やは多いです。しかし、それでは鳶がつくる物ではなくて庭師がつくる門松は廃れて行ってしまいます。

次世代に繋いで行く為に、当社はつくり続け行く。

コツコツと進んでいます。

 

伝統を守りながらも進化して行く。

こだわりのモノつくり 横浜 (株)米山庭苑

 

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