米山庭苑では、次世代にこの世界の技や心意気を繋いで行く為に、長いスパンでのスタッフの育成に努めています。
昨日は、この時期ならではの竹仕事の一つである竹垣。
中でも、基本中の基本と言われる建仁寺垣と四ッ目垣の勉強会。
ただ単に竹を割り組んで行くだけでは無く、結びの位置や繋ぎの位置などに決まりがあります。
京都と関東の違い。
四ッ目の間の割り方、など奥が深い物です。
これは勉強していない者が大半です。
この基本をしっかり身に付ければ、他の垣根は難しくありません。
更に今の立子は鋸で挽いてあり、まっすぐですが丸竹からつくって行くと当然曲がりがあります。
その補正の仕方。
本間 ぶっさきを練習。
慌てて次の現場に移るのではなく、じっくりと腰を据え自分の中で消化させる。
これ大切な事です。
様々な事を次世代に繋いで行きます。
伝統を次世代に繋ぐ 集団
伝統からモダンまで 横浜 (株)米山庭苑