建国記念日は横浜まで打ち合わせに行って来た。
あるハウスメーカーで新築される施主さんと共に。
建築前からお話を頂いた場合は、なるべく建築側と事前の打ち合わせをする様にしている。
住宅庭園ならではの設備配管、電気設備の位置など、庭側から見た要望を伝える事が出来て理想の形に近くなる。
横浜の東口にビルを構え、最上階のガラス張りの個室で横浜の景色を眺めながら打ち合わせを進めて行く。
大手ハウスメーカーの強みだな。
実際の建物の完成形だけが判断基準ではなく、こういったサービスも大半の人々がハウスメーカーに建築を依頼する理由だろう。
普通のサラリーマンが30年近くのローンを組み、契約を結ぶ大きな決断。
庭にもこういう努力が必要で、大小ではなく心地良い空間でクライアントと話が出来る様にしていかないといけない。
その先の瑞穂埠頭に、残しておきたい景色がある。
猫とおばちゃんは健在だった。
未だに埠頭にひっそりとたたずんでいる。
もう数少ない横浜らしい景色。