今日、施主様からお借りしていた資材置き場の片付けや撮影が終わり、綾瀬の庭が完成した。
ここまで来るのに季節が変った。
佐久まで大型で石を取りに行ったり。
岐阜や愛知からは土を。
宮城からは、よっちゃんの山掘りの木々を。
既製の素材に雨降りの日に一手間加えたり。
やっていくうちに、図面とは変わってしまったり。
地元産の、根府川の流れの石選びだけに山に何回も通ったり。
完成までのこだわりが思い出される。
お話しを頂いてから着工までお待ち頂き、手間の掛かる仕事にご理解を頂いた施主様には感謝しています。
また、今回は各地の仲間や先輩の力をお借りしました。
埼玉の永松さん、山田さん、八王子の森本くん、鎌倉の吉田くん、みんなスゴ腕なので、無理をいいハードな仕事をこなしてもらいました。
うちのスタッフ達にも良い刺激になった事でしょう。
ホントありがとうございました。
また各地の先輩や仲間達にも知恵を借りてまとめられた部分も多く、まだまだ自分の未熟さを知りまた更に前に進めた気がする。
この仕事は、完成の時の瞬間がたまらない。
途中の苦しみなんか忘れてしまう。
これがいい。
次もまたその次も苦しみながら庭をつくって行く。
平成のこの時代に、手仕事でメシが食っていける事に感謝しつつ、これからも変らずこのスタイルで攻めて行くよ。