宴の終わり。

昨晩、西武ドームでの片付けが終わり今朝地元に着いた。

各地から仲間が大勢来てくれた。

名前を書ききれない位。

それぞれの感性で。

みんなの力をもらいながら、形になっていく。

今回の出展作品ははっきり言ってうちの庭ではない。

基本コンセプトがあり、あんまり長くは語るのは得意ではないから。

一言でいうと「人生の応援歌」みたいなもんだ。

難しい事は何もない。

ダークなイメージを石のトンネルと、苔とモミジで。

人の一生に、たとえ暗い時期があっても、それを乗り越えれば必ずそれぞれの幸せな時間が待っているという事を庭で表現したかった。

自分なりの桃源郷の表現。

全ての物を、でっかいパーツで構成したかった。

その為に、みんな大変な思いをして形にしてくれた。

ドームにも、各地から多くの自分に関る人々が観に来てくれ嬉しいやら、恥ずかしいやら。

でも今回、自分は何もしていません。

考えに賛同してくれた、参加者全員の力が作品の各所に入ったと思う。

数日間で解体される物に、こんなにも多くの力を注ぐ事の意味は無いかも知れない。

ただ、今の自分に出来る事はこれしか思い浮かばなかった。

自分は人が好きだ。

当たり前の笑顔と、それぞれの幸せな時間を取り戻れる様にと想いを込めて。

埼玉で仲間と語り、汗を流せた事は自分にとっても幸せな時だった。

「生きてるって実感が湧いた。」

名前を書ききれないけど、みんな本当にありがとう。

これで終わりではない。

この想いの入った植物を今回の仲間達が被災地に届け形にしてくれる事に。

こんな嬉しい事はない。

自分達の出来る事を、少しでも一歩づつ確実に。

カッコ悪くてもいい。

ストレートに行こう。

「宴の終わり。」への2件のフィードバック

  1. Unknown
    お疲れ様でした。楽しい有意義な時間を過ごさせてもらいました。ありがとう。ジョニーさんも間違いなく名前通りの人生になってきてるよね、未来を拓いていってます

  2. Unknown
    しんぼうさん

    大変お世話になりました。

    自分も小石につまずきながらも、少しづつ行きたいと思います。

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