時の流れ。

昨日は、日帰りで静岡へ行ってきた。

専門学校時代の仲間の墓参りに。

もうあれから18年経つ。

大きな学校だったので、全国から生徒が集まっていたので、卒業後は自然に連絡も取れなくなっていた。

夏頃、屋根裏を整理していたら俺の汚い字で1枚の走り書のメモが出てきた。

そこに当時の仲間の電話番号が書いてあった。

携帯もない時代だった。

その中の一人だけが、番号の変更もなく連絡が取れ、それをきっかけに次第に増えていき今回何人か集まる事ができた。

18年ぶりの再会となった。

18年前の夏、4人で単車走っていてセンターラインを超えての対向車との衝突事故。

自分はそこには居なかったけど、当時葬儀にはかけつけた。

今回は、その時一緒に走っていた3人も参加してくれた。

墓参りを済ませ飲んでいた時、一人に「なぁあの時、俺達になんて言ったか憶えてる?」と聞かれた。

すぐには思い出せなかった。

当時訃報を知り、寝ないで東名を飛ばし、搬送先の病院から戻ってきた3人に向かい俺は「テメーらがついていながら、何でこんな事になったんだ」と怒鳴った。

記憶が蘇ってきた。

まだその頃は、今よりも全然勢いがあった頃。

でも俺の一言を、ズッと引きずっていた。

即死ではなかったらしく、3人が車の下から引きずり出した時にうめきながら最後の言葉を話したらしい。

また別の1人が「あの時、もっと別の蘇生の仕方があったんじゃないかと後悔している」と。

沈黙の後、俺は皆に「もしかしたら俺なんか一人で最期を迎えるかも知れない、でもあいつはオメーらがいる中で逝けただけでも幸せだろ、そんな事は絶対に気にするな。」と言った。

3人それぞれが、この事故を乗り越えるのに何年も掛かったと思う。

その場に居合わせた者達が受けた心の傷を、当時の俺はくみとれなかった。

だから今回再会ができ、話が出来ただけでもよかった。

俺はシマイの時が来るまで、何事も全開で行くよ。

「時の流れ。」への6件のフィードバック

  1. Unknown
    男で生きてりゃあ色々あるよね…
    なんか俺まで昔の事を思い出しちゃったよ。
    命あることに感謝して。
    お互いガンガンいきましょう。

  2. Unknown
    おいらにも同じ経験があります。19才の夏、津久井湖の外周を皆でタイムを競ってた時にユータウンしてきた友達同士が正面衝突で、一人はハンドルを握った体制のまま植物人間。一人は全治二ヶ月・・・五年後の夏に息を引き取りました。お見舞いに行く度に辛かったのを思い出します。

  3. Unknown
    みんないろんなモノを背負って生きてるんですね。借金背負って悩んでる私なんかダメダメです
    ジョニーさんは勢い衰えているどころか増していますよ。私なんかついていけません。たまには待っていてください。

  4. Unknown
    千葉のヨッパライさん

    これからも、やせ我慢かもしれないけど男張っていきたいです。

    ありがとう。

  5. Unknown
    etoriroさん

    そうでしたか。。。

    お互いそいつらに、いつ見られても恥ずかしくない生き方をして行きたいものですね!

  6. Unknown
    しんぼうさん

    硬い自分は、しんぼうさんの柔らかさに憧れています!

    これから時間を掛けて、磨いていきたいところ
    です!!

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