先日取鳥~島根へ行ってきた。
出雲大社~足立美術館~由志園~松江城~皆美館で食事して帰路に。
特に足立美術館の庭園は勿論の事、展示品が多くとても時間が無くて観きれないのが残念だったが、横山大観、北大路魯山人の作品はやはりすばらしかった。
魯山人の人生哲学には考えさせられる物がある。
河合寛次朗氏の京都の登り窯も是非見ておきたい。
赤松の小島造園による剪定も丁寧で、ミツ割らない西の手入れもスゴクいい感じ。
由志園の流れはとても雰囲気があり、掃除しているおじさんに誰が作庭したのか尋ねると。
俺だよ。。。とおじさん。
無名の名人だ。 鎌倉の牡丹園にも苗を卸しているとの事で話が盛り上がる。
松江城も石積みはすばらしく様々な表情があって面白いし、修復した後との対比が分かる。街並みもすごくいい感じだった。
皆美館の庭園も中々で清風名月型の灯篭(本歌は嫁ヶ島)があり、昔はお客は船で来ていたらしい。
ちょうど職人さんが入っていたので、足立美術館でも使われている忌部石について教えてもらう。
仕事中手を止めて丁寧に説明して頂いた。
時間に制限があり、ゆっくり出来なかったけどいい旅だった。
月末には京都で、植治の非公開の庭を見学出来るので今から楽しみ。
今は、色々な物を見て感じて行きたい。