玄関前の庭。


今朝の天気予報だと昼から雨だと言っていたのに、大外れで8時過ぎから振り出したので、きりがいいので今日はもうアガリにした。

さっき筧を付けて、掃除が終わり庭が完成した所。

自作の水鉢を入れていい感じ。

うちは主に住宅庭園を手がけて来ている。

それこそホテルや公共空間などの大庭園ばかり施工する所もあるけど、俺は生活の中に生きる庭は大事だと考えているし、これからもこのスタイルで行きたい。

庭はなぜか高級だと思われる。

金銭感覚は人それぞれだから難しいだろう。

そんな物とは同じにされたくはないけど、よく比較される、車、旅行などと同じ様に庭にはお金を掛ける価値があると思うし、それ以上の満足感が得られるはずだ。

そして何より自分が大事だと思っているのが、幼い時から庭を見て育つと言う事で、その時興味が無くても確実に記憶の奥に、水の音や花の色、石の形が残るだろう。

恥かしい話、俺なんか道端に生えている野草の可憐さや、石の風情、季節の移り変わりなど庭に対する関心が出たのは20代になってからだ。

もっと若い頃から、この世界を目指す人が増えて欲しい。

そーしたらもっと庭の世界もエキサイティングになるじゃん。

これからもうちは、世の流れに逆らい、ブロックなどの新建材を取っ払い、天然の素材で、壊れてしまった住宅地の景観を変えて行こう。

1家に1つ庭計画。

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